マニュアル 女性の職場定着展開参考情報
イベントレポート

神奈川県 女性活躍推進セミナー
「経営者・管理職対象セミナー」開催レポート

日 時:2015年11月25日(水)13:30~16:30
会 場:TKP横浜駅西口カンファレンスセンター カンファレンスルーム1
    (神奈川県横浜市西区)

11月25日(水)、女性活躍推進セミナー「経営者・管理職対象セミナー」が開催されました。 女性の職場定着を考える企業経営者や管理職の方などが集まりました。

第一部 講演&ワークショップ「女性が活躍する会社づくりの実践術」
講師:スリール株式会社 代表取締役社長 堀江 敦子氏

講師の堀江氏は、「ワーク&ライフ・インターン」の事業を通じて、働くこと・家庭を築くことをリアルに学んでいく両立体験型インターンシップを展開しています。 キャリアは仕事だけではなく、プライベートとのバランスをどうとっていくかが大切。講義は、「会社の状況を理解するアセスメント」「女性の状況・意識を知る」、この2つを柱に進んでいきました。

まず、「女性活躍推進チェックシート」を使用して、会社の状況を理解するという作業を行いました。女性活躍推進に向けた改革は女性のことだけ考えればよいのではなく、どこができて、どこが弱いのかを考えなければなりません。アセスメント実施にあたって、堀江氏は「他社よりできていることがよいのではなく、自社でやっていることが対応している人に伝わっているかが大事です」と話されていました。

次に、「女性の状況・意識を知る」ために、スクリーンに映し出されたのは「女性の脳内」でした。女性は先を読み、完璧にこなしたいと考える傾向があるそうです。また、脳内が「キャリア」「プライベート」「周囲との関係性」の3本軸でできているため、その3本軸を完璧にこなそうともがき、整理できずに悩んでしまうケースが多いのだそうです。そうならないよう、3本の軸にそって整理をし、見通しを立てて定期的にチェックしていくことが大切です。堀江氏は、整理をするために、働き方ミーティングやロールモデルの存在が有効だと話されていました。

講義終盤にはグループごとの話し合いの時間があり、自己紹介や会社の現状、女性活躍推進についての悩みなどを共有しあいました。 堀江氏は「すべてにおいてフォローするのは難しいので、フォーカスをあてるのはどこか、どこから始めていくか、それぞれのやり方で一歩踏み出してほしい」と話していました。

第二部 講演「今なぜ、イクボスなのか」
講師:NPO法人ファザーリングジャパン ファウンダー/代表理事 安藤 哲也氏

第二部の講師は、父親支援事業を展開するNPO法人ファザーリング・ジャパンを設立し、「育児も、仕事も、人生も、笑って楽しめる父親を増やしたい」と活動している安藤氏。最近は、「イクボス」養成のため、日本全国の企業・自治体の研修で講師をつとめています。
イクボスとは、職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司や経営者、管理職のことを指します。
平成に入って世帯の姿が変わり、女性も働く時代になった今、男性の働き方を変えることが、より女性の活躍につながるということがわかってきました。安藤氏による、「部下を育て、組織を育て、社会を育てる『イク』について」のユニークな講義。笑いの中にもハッとするポイントが数えきれないほど盛り込まれていました。

夫婦共働き・少子高齢化・核家族化・介護離職・働き方の多様化等の社会背景、海外と日本との比較、安藤氏の実践してきた部下とのエピソードなど、参加者のみなさんは、イクボスが必要とされている現状を理解していきます。
安藤氏は、「仕事以外を認めて守ってあげると、従業員の満足度が上がり、健康も保たれ、組織へのロイヤルティが高まる」と力説します。ワークマネジメントから、ライフマネジメントへ、管理職に求められるものも変わってきているようです。
「みなさんの会社にイクボスが増えて生産性をあげて、みんなが笑顔になるような職場をつくってほしい」と言う言葉で、安藤氏の講義が終了しました。

参加者のみなさんからは、「話を聞いて、既成概念を変える必要性を感じました」「意識を変えること、変えようと継続することが大事だと思いました」「3回のセミナーにすべて参加しました。会社にアクションを起こします」など、満足度の高い声をいただきました。


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