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イベントレポート

神奈川県 女性のためのキャリアアップセミナー【第1回】開催レポート

日 時:2015年10月7日(水)15:00~17:00
会 場:TKP横浜駅西口カンファレンスセンター カンファレンスルーム1
    (神奈川県横浜市西区)

10月7日(水)、「女性のためのキャリアアップセミナー」が開催されました。 毎日仕事や家事・子育て等に忙しく過ごす女性が、「家庭と両立して働く」ことについてじっくり考える貴重な機会。県内各地から、16名の参加者が集まりました。

開会の挨拶
株式会社キャリア・マム 井筒祥子氏

まず初めに、本事業の受託業者である株式会社キャリア・マム 井筒氏より、開会の挨拶がありました。「結婚や出産で仕事を辞めてしまう女性が6割と言われている今、女性にとって、どうやって働き続けるかは悩みどころです。今日は、仕事を続けるためのヒントを見つけて帰ってください。」と、井筒氏。

第一部 講義「キャリアプランの立て方~家庭と仕事の両立」
講師:株式会社パソナ 営業総本部 ユニット長 蒲生 智会氏

講師の蒲生氏は、主婦インターン制度等、女性の就労支援の最前線で活躍されていらっしゃいます。
ご自身も出産・育児を経験しながら仕事を続けてこられた蒲生氏からは、自己紹介とともにさまざまな経験談をお話しいただきました。子育てをしながらフルタイムで勤務を続けるのは並大抵のことではありません。「育児休暇後は本社で勤務しましたが、それまでと全く違う仕事につき、子どもの小児ぜん息で救急や入退院の繰り返し。こんなはずじゃない、の連続でした。」「自己肯定感を全く感じられず、毎日退職届をしのばせて会社に通いました。」など、苦労話を聞き、参加者のみなさんも共感することしきりでした。

育休後に職場復帰をした蒲生氏は、仕事がうまくいかない毎日に悩みながらも、気持ちを切り替えることで苦境を乗り越えました。「自分をゼロにして、新入社員と同じことをしよう。自分に何ができるかを考えて、周りの人たちの役に立つことを探して仕事をしよう。」と思いつき、忙しい人が後回しにしている仕事を率先して引き受けた結果、会社で「ありがとう」と言われるようになり、自分を認められるようになったそうです。

その後、キャリア・マムの堤香苗氏と出会い、主婦向けインターンシップ事業の担当となり、2年間で150回以上のセミナーを開催し、コーチングの勉強も重ねてきました。母として、また、仕事をする女性として、蒲生氏の経験談は参加者みなさんの励みになったことでしょう。

講義「キャリアプランの立て方~家庭と仕事の両立」は、ワークショップを交えて進んでいきました。
まず、Step1「今までの道のりを振り返る」。生まれてから今までの満足度の高低を、ライフラインチャートで描きます。つらい経験や挫折にこそ、未来につながるヒントが隠れているそうです。
そして、Step2「価値観の確認」。各自が本当に大切にしたいものをあぶり出し、ライフスタイルの明確化や仕事の価値観を再認識します。
最後に、Step3「未来を描く」。自らのありたい未来を引き寄せるポイントをつかみます。
それぞれのStepごとに、同じテーブルに座った参加者同士で話し合いました。各テーブルの様子を見ると、初めて会った人同士とは思えないほど、自分の現状や過去のことまで話すことができており、「ここで何かをつかみたい」という気概を感じました。家庭と仕事の両立という同じ悩みを持つからこそ、共感しあうことができるのでしょう。

最後に、「その人のキャリアの8割は予想しない偶発的な経験による、と言われています。ですから、たまたまのきっかけをどう捉えるかが、キャリアに影響するのです。」と話してくださった蒲生氏。計画には想定外のことが起きるもの。プラス志向、未来志向で乗り切ることが大事なのですね。

第二部 交流会

後半は、参加者同士の交流会です。講師の蒲生氏や、キャリア・マムの井筒氏も参加して、お茶とお菓子を囲みながら歓談となりました。着席していたときとは違う方ともお話し、今どんなことをしているか、これから何がしたいか、仕事の悩みや子育ての悩みも含めて、さまざまな話をすることができました。同じ女性でも、少し世代がちがうだけでお互いが新鮮に感じるようです。「赤ちゃんがいる方と話す機会なんて殆どないです」と言う方が、「子どもが小さいときはお休みの日にどうしていましたか」とアドバイスを求められている場面も。名刺交換をしている方もいらっしゃって、有意義な交流タイムとなったようです。


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