インタビュー

[企業Data]
エヌ・ティ・ティ アイティ株式会社
所在地:横浜市中区
事業内容:情報通信分野におけるマルチメディア関連機器、応用システムの開発・販売
従業員数:226名(2015年3月31日現在)うち女性従業員 29名

働きやすい社内環境の中、スムーズに職場復帰

育児休暇の後、どのように職場復帰をされましたか?

 2010年秋に出産し、翌2011年3月に時短勤務制度を利用して職場復帰をしました。その後、2012年、娘が1歳8か月のとき、役員交代の時期に合わせフルタイム勤務に戻りました。

 職場復帰直後は、時短勤務制度を利用するだけでなく、体調が悪いときには仕事の状況をみて有給休暇を取得することで、無理のない復帰ができました。また、テレワーク制度を利用することもありました。育児中の社員は、テレワーク制度の利用が当日でも申請可能であるなどルールが緩和されていますので、子どもが急に体調を崩したときに、自宅で業務が継続できてとても助かりました。

社内は、女性社員が仕事を続けやすい環境なのですね

 そもそも、男女の性別による隔たりのない環境だと感じています。男性社員・女性社員と区別することなく「一人の社員」としてお互いに接し、個々人の価値観が尊重されています。
 
 弊社では隔年で「子ども参観日」があります。社員が親子で出社し、子ども用の名刺で名刺交換をしたり、会社の製品を体験したりするイベントです。子ども達にどんな仕事をしているのか知ってもらえる上、社員の親としての顔も垣間見ることができて新鮮です。後日、参加者同士で子どもの習い事などについて情報交換する機会にもつながっています。娘は、「会社で仕事をしているママ」のイメージが湧き、安心感が増したようです。

自分なりの工夫を見つける

仕事をする上で、気をつけていることはありますか?

 仕事は前倒しで行い、常に共有できる体制を取っています。急に休むことになった場合でも業務への影響や周りへの負担がないよう心掛け、普段から進んでコミュニケーションをとるよう意識しています。また、朝の電車通勤中に、今日やるべきことや優先順位を整理し、スマートフォンに書き留めています。それを自分の会社のアドレス宛にメールで送り、効率よく仕事を進めるための備忘録にしています。

 そして、時々はリフレッシュする一人の時間も作り、自分のペースを守りながら、生活全体を安定的に継続することに重点をおいています。

今後のキャリアについてどのようにお考えですか?

 子育てとの両立について、不安は感じていません。これまで仕事を続けてきた経験から、子どもがいることが会社人生を左右するものではないと思っています。どのような形でも仕事は続けて、仕事を通して学びながら、社会に貢献していきたいと思っています。

 仕事を続ける上では、「子育て中だから」と権利を主張し制度に甘えるのではなく、自分を評価して働く場を与えてくれている会社への感謝の気持ちを大切にしています。仕事に自分の特性を生かすことで、間接的にでも会社に貢献し、会社の成長と共に自身も成長していきたいと願っています。

幸せなお母さんでいることが、子どもの幸せにつながる

仕事と家庭の両立を目指す女性へメッセージをお願いします

 今は様々な生き方を選択できる時代ですが、どのような選択にもプラスの面とマイナスの面があります。選択肢ごとにメリットを数えて比較しても、大きな差はなく、正解は自分の中にしかないと思います。そうであるならば、「自分らしく生きられる選択」を私はお勧めします。
 
 子どもはお母さんが大好きです。お母さんが悲しいと子どもも悲しくなります。私がどんなにダメなお母さんのときも無償の愛を向けてくれる娘を見ていると、お母さんがいつも生き生きと輝いて幸せでいることが、子どもを幸せにするのだと実感しています。




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